【速報】市原の帝京大医療センター移転決定

帝京大学ちば総合医療センター=市原市姉崎(画像の一部を加工しています)
帝京大学ちば総合医療センター=市原市姉崎(画像の一部を加工しています)

 市原市は14日、帝京大学ちば総合医療センター(同市姉崎)が同市ちはら台西への移転を決めたとの通知を受けたと発表した。市は地域医療体制に偏りが生じることを懸念し、大学側に現在地での建て替えを要望していた。

 市によると、大学側は移転理由として、現在地で建て替えるとなると工事期間が長期となり、診察への影響が避けられず病院経営に影響を及ぼすこと、病院の存続と医療従事者確保の観点から医療系キャンパスである帝京平成大(同市ちはら台西)との併設運営が望ましい、と説明しているという。

 小出譲治市長は「大学の総合的な判断により、移転が決定されたものと受け止める。今後、市は2029年ごろとされる同センターの移転に対応するため、県や医療関係者と連携しつつ、本市、本市西部地区の医療体制の維持、確保に向けた具体的な計画を検討していく」とコメントしている。


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